中国・モンゴル編 第2章
中国・上海
中国・モンゴル旅行記
=〔7月2日〕============================
9時40分発の香港の九龍(カオルン)行きに乗る。
中国の列車のクラスには「高包」「軟臥」「硬臥」「軟座」「硬座」がある。
「高包」・・・2人用のコンパーメントルームで車両に1つシャワーがつく
「軟臥」・・・4人用のコンパーメントで字の通りふとんがやわらかい
「硬臥」・・・6人用のコンパーメントで硬いベッドの上にマットレスがのっている感じ。
「軟座」・・・座席で日本の新幹線や高速バスのようなイス。
「硬座」・・・木でできた硬いイス。
「硬臥」の下段を選んだ。同じコンパーメントルームにはおばちゃん3人と
小学生1人と私。ある1人のおばちゃんの見送りの人がなんか言ってきたが
さっぱりわからんかったけど身振り手振りでベッドを交換しろと言っている。
おばちゃんが3段目まであがるのは確かにつらいのでベッドを代えてあげた。
1番上のベッドになったのだが、そのお礼だろうかきゅうりやパンやまめなどを
これでもか!ってくらいくれた。
覚えたての中国語を披露したらやっぱ通じなかったので漢字で書いて
コミュニケーション。それでも日本と中国で使われている漢字が違うし
中国人の書く漢字は英語で言う筆記体で読むのが大変。
同じコンパーメントの小学生はちょっとだけ英語を話すので彼が通訳となり
コミュニケーションは楽だった。なんと彼の母は日本人らしい。
〓写真〓
小学生と
列車が出発してトイレに行った。便器の中からゴーッと音がするので覗いて
見ると線路が見える(笑)。排せつ物は垂れ流し。
さすがに駅が近づくと便所は鍵がかかる。
昼飯は台車で売りに来るぶっかけ飯弁当を買った。
15元(約195円)だった。ご飯の上にいろいろのってるのだが何かわからないまま
へんなものを食った。
いまだに正体不明。口の中にいれて噛んだとたんにムワアアッっと
独特のにおいが充満。
吐き出そうとしたけど中国人の人達に悪い気がしたのでお茶と一緒に飲みこむ。
次は香港に到着です!