ブラジル・ボリビア・アルゼンチン編 第8章
ボリビア・サンタクルスから首都ラパスへ
暑いサンタクルスから標高2790メートルの寒いスクレへ移動。
同じ会社でもバスは2台あり、ノーマルとハイクラス。
ノーマルは40ボリビアーノ(約586円)、ハイクラスは
3列シートでリクライニングもばっちりだが90ボリビアーノ
(約1320円)と倍以上なのでノーマルで。
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ノーマルのバスは庶民用なので荷物はたくさんあるし、途中で
止まる回数も多い。運が良く隣は誰もいなかったので
2席使って寝れたが車内の荷台にはひよこが・・・。
ピーピーうるさくてよく寝れず。
夜中の1時くらいにバスが止まりそのままエンジンが切られた。
理由はわからないまま朝まで寝る。
起きると
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こんな状況で前に進めず。
やっと水位が下がった9時半ころに出発。この時点で8時間半のロス。
順調に走り続けると思いきやオンボロバス・・・。
今度は故障で2時間半ほどロス。
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写真を撮ってくれということで・・・
結局、スクレに到着したのは夕方の6時。朝の6時に到着予定だったので
12時間遅れ。
スクレの近くにもJICAで働く友人がいたので会いました。
彼とは大学時代のバイト先、ブラジルレストランでの同僚。
お互いに何年ぶりの再会だかはわからず・・・。
中華料理屋で乾杯!
彼は農業に従事していますがJICAのプロジェクトでいつもとは
異なった仕事をしていました。
それは4月から始まる「ゆず」の全国ツアーで途上国の子供たちの
絵が貼りだされるので美術の先生と協力して成し遂げました。
話しを戻しましてスクレですが、ここから3時間半ほどの所にある
ポトシに銀山が発見され過ごしやすい気候が手伝い、行政上の重要な
都市となる。ラパスが首都とされているが現在でも憲法上はスクレが
首都。
街中は当時の財力で造られたため美しい街並みが残る。
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スクレの街並み
TOYOTAのディーラーはTOYOSA
今でも現役!
ボリビア定食
スクレの中央市場
スクレを後にしてラパスへ。
標高がまた上がり3650メートル。富士山の頂上とほぼどっこいだ。
飛行機で一気に来ると高山病にかかりやすいがバスで徐々に上がった
ので特に異常はなし。ただ、空気が薄いので階段を昇るだけで
息が切れる。