ナポレオンの流刑地

 世界の果てといえばここか?最も近いアフリカ大陸から2000キロ弱の距離。近くにアセンション島はあるが、大陸からセントヘレナ島までに島すらない。流刑地としては最適な場所であろう。

 19世紀までは寄港地として名を馳せていたが20世紀になると船舶の技術向上とともに寄港する船は激減。重要な島ではなくなってしまった。2016年に待望の空港が完成。それまではケープタウンから6日かけての船旅しかなかったので時間距離はかなり狭まった。空港ができたが基本的に飛行機は週1便なので来島すると1週間は滞在することになる。イギリス領でありながらも2012年時点でネット回線、クレジットカード決済、ATMなどは皆無で現代社会とは切り離された島だった。



ヨハネスブルグからナミビア経由、6時間くらい。ちなみにヨハネスブルグ行は経由無しの4時間半。ただし、基本は土曜日のみの週1便。検索した時は出てこなかったが到着してから聞くと12月から4月までは火曜日にも便があるとのこと。実際に宿にいる他の旅行者が火曜日の便なので間違いない。ナミビアに経由するのでそもそもナミビアから航空券を買おうとしたが買えず。行きと帰りで距離は変わらないが偏西風の影響での航続時間からかナミビアでの乗り降りはできずヨハネスブルグから単純往復で購入。

青の矢印の場所がセントヘレナの位置。他の陸地から離れていることがわかる。

入国審査

入国税
20ポンドが必要とのことだったが、外に出てからの両替所でしようと思っていたので持ち合わせておらず。後日、街中のイミグレで支払うことになった。
関税
X線を通した後にすべての荷物をチェック。日本から持参した食料が引っ掛かり、没収はなかったがいくらかと聞かれて20ドルくらいと答えると、2ポンド(貨幣単位は異なるが)と。ポンドを一切持ち合わせていなかったので払わずに済んだ。イギリスなのにこんな適当で良いのか?
海外旅行保険
ヨハネスブルグ空港でのチェックイン時にも聞かれたが海外旅行保険は必須。証明書は必要なく、クレジットカードに付帯していることを告げカードを見せれば問題なし。
入国カード
下記のカードが配られる。

両替

イギリスポンドを予め持参すべし
島内ではイギリスポンドが普通に使える。空港の両替所ではクレジットカードのキャッシングは5%、通常の両替も南アフリカランドからは2%、ドルとユーロからは%はないがレートは悪い。上の2枚目の写真は両替当日の中間レート。そのため、セントヘレナに来る前にイギリスポンドはそれなりに持っておくべき。

セントヘレナポンド

イギリスポンドは島内で使えるが、おつりはセントヘレナポンドで返ってくることが多い。島内で使わないと両替すらできなくなるので滞在中に使い切ろう。

宿情報

Richard Travel lodge
セントヘレナの宿は高い。ほぼすべての物資が輸入品であるから仕方ない。予約サイトで確認すると意外にも孤島にたくさんの宿があると一見勘違いする。同じ地名がカリフォルニアにもあるので、きちんと地図で確認を。街中が便利かと思ったが、飛行機の関係で1週間は最低滞在しないといけないなので、郊外の宿にした。尚、到着後に知ったがハイシーズン(12月から4月)は基本の土曜日に加えて火曜日にも便があるとのこと。私は1週間滞在したが観光的には火曜日と土曜日の組み合わせの滞在期間で十分。

 今回お世話になった宿はRichard Travel lodge.1泊110ポンド。高いがそれでも安い方。予約などは下記のHPから。冷蔵庫、電気ポット、コーヒー&紅茶付き。トイレシャワーは部屋の中にある。テレビ、貴重品金庫あり。Wi-fiはバウチャー制だが無料。空港への往復送迎は無料。街中までのシャトルは5ポンド。
Island Images - St Helena Tourism

dsc00081_r.jpg宿には2部屋、左側の部屋をお借りした。 _nowprinting_shift.jpg海を見ながらお庭で仕事は最高だった _nowprinting_shift.jpg孤島だからか海がより青々 dsc00079_r.jpgひとりには十分な広さ

旅日記

1日目

ローカルレストランで現地グルメ

夜は宿のオーナーが他のゲストと食事をしに行くということでついていった。セントヘレナのいろいろな情報をGET!メニューを選ぶ時点で肉類も野菜もほぼ輸入ということでマグロを頼んだ。さすがこちらは新鮮でおいしい!ただ、やはりというか外食は高い。


2日目

2月の旅は確定申告含む

前年のニウエも飛行機は週1便。島にこもる時間的なこともあるが、孤島はネットが弱いのでネット回線が使えなくても捗る確定申告を一気にやる旅でもある。本日は日曜日でお店がすべて閉まっていることもあり、1日中お仕事。庭のテーブルで進めていたが海風で書類が飛ぶので室内にて。


3日目

街の中心へ

宿のもうひとりの旅人ピエールとオーナーの車で街中へ。街中まで歩けない距離ではないが急坂があり木が少なく体力消耗が激しいので時間を合わせた。しんぺい(アマゾニアン本名)はここだ!と言われたのはイミグレオフィス。空港で払い損ねた入国税の支払いだ。オーナーは払わなくてもよいと初日に言っていた。帰国日に言われたら払えば良いかという感じであったので急に降ろされることに。

_nowprinting_shift.jpg島内唯一のモール _nowprinting_shift.jpgモールの中 _nowprinting_shift.jpgこちらがメインストリート dsc00096_r.jpg街の中心。この建物にツーリストインフォメーションがある。 dsc00120_r.jpgメインストリートを海とは反対側へ行くとナポレオンストリート dsc00098_r.jpg郵便局 dsc00095_r.jpgポスト dsc00097_r.jpgあ、ナポレオンだ! dsc00102_r.jpgメインストリートにある教会

シュノーケリングの申し込みへ

セントヘレナで楽しみにしていたひとつがシュノーケリング。ツーリストインフォメーションで聞いた情報通りの場所へ向かう。

_nowprinting_shift.jpgメインストリートから海岸へ抜ける道には門が!敵からの侵入を防ぐため? _nowprinting_shift.jpgイギリスを感じさせる建物 _nowprinting_shift.jpg普通の埠頭にずかずかと入っていく。向こうの方にセントヘレナで一番人気の観光地が!後ほど紹介します。

お目当てのダイビングショップはあいにく閉まっていた!たぶん潜りに行っているのであろう。時間はあるのでまたいずれ。

スーぺーへ買い出し

街中ですることは終わったのでスーパーで買い出し。ビールは1.5ポンドと思ったより安い!免税の島なのか。ちなみに宿の冷蔵庫に入っているビールは2ポンド。野菜や果物はあるが種類はかなり少ない。

 街の中心にある博物館は無料!お土産物屋はあるが、正直貧相。郵便局でセントヘレナの切手があるのでそちらのおススメ。

セントヘレナで一番の観光地

これはなかなか他にはない!本来は観光地ではなく住民の道だが珍しい!写真を見ての通り、急こう配だ。街の中心の博物館横から丘の上まで行けるのだが、最速で5分半で登り切った人がいるとのこと。私は約20分。宿で歩いて帰ってきたと伝えたら真っ先に聞かれたのが階段は何分で?島の文化になっているようだ。

_nowprinting_shift.jpg下から見てもかなり急こう配なことがわかる _nowprinting_shift.jpg階段についての情報はこちら!さりげなく新記録が出たときにすぐに変えられる案内板。 dsc00127_r.jpgまだまだ半分くらい _nowprinting_shift.jpg階段途中からの風景 dsc00130_r.jpg上を見るともう少しのようでまだまだ(笑) dsc00131_r_20220310211338244.jpgやっと着いた~!

ショートカット

階段を使うとかなりのショートカットが可能!街中にいればほぼどこからもこの階段は確認できるが、使っている人は見なかった(笑)みんな車使うよね~。

階段を登りきると車道が見える。どれだけ遠回りになるのかがわかる。そして道幅が狭く歩道がないので危ない。


地図を見てもだいぶ遠回りなのがわかる。

階段でショートカットするとかなり距離は短くなる。体力次第。

階段の上から宿までは2キロの距離だが、登り坂が続くのと木がないので直射日光で体力をかなりもっていかれる。

宿までの道にあった笑顔にさせてくれる顔たち


後ろを振り返ると大海原!影がないので暑いけど、海風のおかげで体感温度はそこまで!


4日目

宿近くの観光地へ

同じ宿のピエールは帰国。確定申告の仕事をしてから、砦とプランテーションハウスへ。一気にいろいろやるとすることなくなるので、少しずつ。


_nowprinting_shift.jpgHigh knoll砦 _nowprinting_shift.jpg砦の入り口 _nowprinting_shift.jpg案の定、誰もいない。島内を歩いていても街中以外はほとんど人はおらず。 dsc00147_g.jpg砦からの大海原もいいね~ dsc00144_r.jpg dsc00152_r.jpg良さげな建物発見!

プランテーションハウス

プランテーションハウスに来てみたが、門が閉まっていて入れず!外から撮影のみ。


豪華なディナー

今夜は宿でディナー!大きな海老と副菜、ビールつけて20ポンドはコスパ良い!


5日目

シュノーケリングへ



前日にシュノーケリングの予約を入れていたので、宿の車で港へ。約束の10時にダイビングショップ前に行くが誰もいないし閉まっている。待っていると人が来てこっちだと。船着き場からタグボートでシュノーケリング用の船へ。ドイツ人のおばちゃんたち6人組とイギリス人の同年代?と。

_nowprinting_shift.jpg _nowprinting_shift.jpgまずは緊急用の説明、そして魚たちの説明。くじらは人を追いかけて来るけど大丈夫って。 _nowprinting_shift.jpg早速、くじらが現れた。いけー--っと! 20190312_190312_0001_r.jpg

Gopro
このために?最近買ったGoProのスイッチを入れるがうんともすんとも言わない。。。仕方ないのでカメラなしに飛び込む―!水飲む―!!くじらすっごい近い!追いかけられると大丈夫と言われていても焦る(笑)しばらくして船に乗り、また他の場所へ。たくさんいるものですぐに見つけてまた一緒に泳ぐ。サメもいたようだが、自分が泳いでいる最中でわからずじまいだった。1時間半くらいで終了。疲れてはいたが前日も登った階段にチャレンジ。今日のほうがタイム良くて15分。ひさしぶりの水遊び、疲れた。

6日目

22キロも歩くことに

トレッキングへGO!と言っても調べた感じ、ほとんどが車道なので楽だと思っていた。これが意外にもかなり過酷な1日となる・・・


Heart Shaped Waterfall

宿の近くにあり行ってみるがなにも無し。乾季だからか?あきらめて次に進む。

なかなか他では見られないカラフルな鳥


予習をしていなかったのだが、トレッキングロードに突入。ただ、影があるので助かる。


こんな森の中を進むことになる。どんな動物が出るか事前情報なし。


森を抜けると牧場ー!!みんなこっちを見ている。肉は輸入品と聞いていたが牛肉は島のものがあることが判明。


ちょー、見てる!


けっこう標高高いところまでやってきた。


山の中に入ってきてから人には会わなかったが、お墓の花を見ると活き活きしているので人の往来はあるみたいだ。


目的地のナポレオンの墓までもう少し!


着いたぞー!しかし、ここすら誰もいない。


入口から少し歩いてひっそりとお墓が。


お墓なんだけどここはある意味、絶景。


現在地はここ。これからナポレオンが住んでいたロングウッドハウスへ。

3キロほど歩いて到着!!しかーし!なんとも13時閉館!ギリギリで入れず~!!!


家の周りは花だらけ!見晴らしも良いし、流刑とされていただけど贅沢暮らし!


このあたりからだいぶ疲労がたまってきた。写真のように雲無しの快晴!そしてロングウッドの街で水を補給しなかったのが仇となる・・・。街中までまだだいぶ距離はあるが、バスもタクシーも皆無!


街の方向を見るが海岸まではけっこうありそう。下り坂なので大丈夫と判断し進んではみたが・・・


予想外だったのはずっとアスファルトなのだが、日光を遮るものがないのと地面からの熱さの照り返し。水が本格的に枯渇してきた。


途中には何もないし、車すら通らない・・・。


遠目から見て街だ~!!って思ったら違った・・・。お店は無し。海岸沿いからの抜け道はなく、また登り坂。


下の道はさっき通ったのでどれだけ上がってきたかわかるかと思う。このあたりで水はもう一口分くらい。

もう脚はガタガタだし、水もないままこの灼熱を歩くのは無理と判断して、たまたま通りかかった車に乗せてもらおうとヒッチハイクを試みるが失敗!


やっと街の上まで来た。最後の下り坂はヘロヘロ。スーパーで水を購入、そして宿までは無理と判断して観光案内所で宿に電話してもらって車で迎えに来てもらった。


こちら当日のデータ。なんと22キロも歩いていた!!いつもの階段を登ればあと2キロでゴールの宿だったが限界!タクシー探すがどこにもいないので観光案内所へ。呼んでくれるということであったが捕まらなかったので宿に電話して来てもらった。


7日目

前日の疲れを癒す

昨日の疲労がどっと出てしまったのと、日焼けが痛すぎて日差しを浴びるのも苦労。めぼしい観光地は行ってしまったしアフリカ本土に備えてゆっくりと過ごす。

8日目

セントヘレナとお別れ

11時半くらいに宿を出発。空港に行く前、方向と反対側の絶景ポイントに連れて行ってくれた。空港にある唯一の売店が彼の店だったのもあってか?ビールを2本おごってくれた。行きはガラガラだったが帰りはほぼ満員で離陸。

セントヘレナのご紹介終わり。


観光案内

島内のバス情報


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《執筆》
丸山ゴンザレスさん監修のインド最強ナビ!私アマゾニアンも執筆させていただきました!サイババに会ったときの話しがメインです。インドに行かれる方!興味ある方はぜひ!



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