オーストラリア編 第3章
オーストラリア キャンベラ
=〔2月1日〕============================
キャンベラへ移動の日。朝6時に起きてバスターミナルへ。
たまたま日本人がいてオージーの友達もホッケーをしているとのことで気が合ってずっとおしゃべり。
バスにはオーストラリアならではのカンガルーよけが前面についている。
日本で言うアメ車感覚のごついバスはメルボルンの街中を抜けると荒野をひたすら走る。
対向車がいないのもあってスピード出しまくりなのだが
運転手は携帯電話で話しながら運転している。。。不安だ。
キャンベラに着いた。
オーストラリアに来た理由を前号で書いたがホッケーが盛んだということだけで
なくなんとなんとシドニーオリンピックの予選前のホッケー日本代表合宿が行われているのであった。
知っている方が日本代表にいたので前々から約束をしていてホテルの名前を聞いておいた。
自分が持っている地図外の場所だったがバスのチケットを買った某日系旅行会社
の方がとても親切で調べてくれた上に地図までコピーしてくれた。
そのホテルは街中からけっこう歩いたがわかりやすい場所にあった。
受付のお姉さんに尋ねると日本代表の方たちは練習中で不在。
しばらく待っているとワゴン車が2台。代表の選手たちが帰ってきた。
そして知り合いの方にご対面。
ホッケーについて熱く語り、夜の練習試合に連れて行ってもらった。
≡:≡:キャンベラの概要≡:≡:≡:≡:≡:≡:≡:≡:≡:≡:≡:
オーストラリアの首都キャンベラ。人口、広さの規模からすると区や市くらい
だがアメリカのワシントンDCのようにそれぞれ自治権を持った州を統括しており
オーストラリア連邦首都特別区と呼ばれる。
シドニーとメルボルンで首都機能の取り合いの末にお互いの妥協案として
位置的に中間にあたるこの地が首都となった。
世界でも稀に見る完全計画都市で他の都市とは違った異質な雰囲気がある。
実際に歩いてみると同じような建物、そして中心から放射状であるため
方向感覚を見失いやすい。そしてまっすぐ広い道路からの錯覚か、
見渡すことができる目的地まで近いと思いきや歩いてみると歩く距離では
ないことに気づく。
=〔2月2日〕============================
午前中は方向感覚を失いながらもフラフラと散歩。
昨夜、残金の計算をしたのだが食パン節約生活が効いてわずかだが余裕ができた。
ルンルン気分でジャムを購入。
14時半からホッケー日本代表の練習が始まると言うことで観に行く。
昨夜の練習試合は遠くから見ていてわからなかったが、
近くで見るとやはり代表選手。皆さん、すばらしい技を持っている。
大学の練習で役立てようと練習方法をスパイ(笑)。
夕方、宿に帰ると同部屋に日本人1人と韓国人2人がいた。
皆さん、ワーキングホリデー組み。ワーキングホリデーの楽しさを教えてもらう。
これがきっかけで2年後にワーキングホリデーへ行くことになる。
そしてワーキングホリデーだけではなく韓国語の楽しさも教えてもらう。
元々、ハングルが読みたい!という思いがなぜか中学生のときにあり
本は買ったが何もきっかけはないし勉強はするわけなく時は流れた。
が!再熱。韓国語の基礎を教えてもらった。
今思えばそこにいた彼が人生で初めての国際交流だったなあ。