世界的マイナー国

 世界的にもマイナーで何十カ国も旅行している旅人ですら知らない国。場所も場所だが国土の大きさからも地図見てもだいぶ目立たない・・・。旧宗主国はポルトガルでサントメ島とプリンシペ島とその周辺の島々で構成。産業はカカオとコーヒーで、、、な感じで特に何もない。「YOUは何しにニッポンへ」などにも取り上げられているがそこでもフォーカスされていたのはマイナーということ。ズバリ、マイナーなのが特徴!観光的にもなにもなく、飛行機を使わなければいけないし、船はあるが不定期なので観光客が訪問する理由もない。唯一!?宗主国のポルトガルからは定期便が飛んでいるのでポルトガル人の観光客が少しいる程度。宿にいた観光客はすべてポルトガル人だった。それらの観光客全員が全員とも英語が話せないので正直なところ外国には行きたいけどポルトガル語しか話せないからここに来てるのでは!?とも思った。


 そんなサントメプリンシペに実際行ってみると他のアフリカ諸国に比べて活気はないのだが、日本人気質?おとなしめで真面目!変な奴がいない!!海外の企業とか入れば良い人材がたくさんいるとイメージするが、ギニア湾に浮かぶ小さな島国。地理的なところもあって入りにくそうだ。人々はとても親切で、珍しいアジア人を見てもチヤホヤすることもなく、至って冷静。


 サントメプリンシペの位置はこちら!

不安すぎるフライト

ネットで購入はしたが・・・

スカイスキャナ―でガボンの首都リーブルビルからのチケットを購入。聞いたこともないし、サイトを見ても運行時間すら書いていないのでかなり不安なAfrijet。果たして!?

フライトがない・・・

 リーブルビルの空港へ行くとがらーんと人がまばら。そしてフライト表示の看板を見ると無い!俺のフライトが無い!!焦る!よね、それまでの情報なしの経緯もあり。しか~し!スタッフに聞いたらわかった。なんやらもうひとつターミナルがあるとのこと。

立派なターミナルをお持ちなこと―!!焦らせやがって(笑)

不安もあり早めに着いたが、早く行っても開いていないので外かメインのターミナルで待つことになる。

なんと~!
乗客は私とこの写真に写っている3名の合計4名!!
 

入国審査

ビザ
日本とはあまり縁がない国だと思っていたが、なんと!私の行く2週間前からノービザに!!飛行機もだがビザも本当にノービザで良いのか不安でした(笑)

両替

ドルかユーロの現金を
ATMはあるが国内用なのでユーロやドルなどの現金からの両替のみ。街中に行くと決まって両替をする黒い鞄を持った人たちに話しかけられる。

宿情報

SWEET GUEST HOUSE

なんと言ってもスタッフ全員とても親切!wi-fiも清潔さも文句なし。キッチンもあるので自炊可能。宿で現地通貨のドブラに両替をしてくれるが外でするより高レート。外で1ユーロ=24000ドブラなのが宿では24500ドブラ。そして再両替もしてくれるが全く同じ24500で計算してくれる。宿は両替してくれるが完全なるノーコミッションだ。


宿代31.5ユーロ+3ユーロ宿泊税(booking.comジーニアス価格)

空港→宿 15ユーロ

宿→空港 10ユーロ


旅日記

現地ビールで乾杯

宿では手厚くもてなされ、夜着になったが宿の目の前にお店があったので現地ビールを買って宿でひとり乾杯。


 サントメには3泊の予定だったが赤道ギニアに行く飛行機が水曜日はなくなったとのことで金曜日に。合計5泊となった。


市場に突撃

 どこの街へ行ってもだいたい最初に訪れるのは中央市場!その街の様子や特産物などがわかるからだ。特に朝は1日でいちばん活気があるし、新鮮な食材もそろっているので。旧ポルトガル領だったのもあり、ポルトガル様式のレトロな市場。

 市場は国民性?からかそこまで活気は感じず。よくわからない木の実などが売っていた。

 かまってはこないが視線はかなり感じる(笑)観光客自体が珍しいであろうし、他のアフリカ諸国では中国人や中国の援助などを垣間見るがこの国は全く無いのでアジア人となればなおさらであろう。

dscn7895.jpg img_2022.jpg dscn7899.jpg dscn7897.jpg dscn7900.jpg dscn7898.jpg

街中散策

街中の様子はスライドショーでどうぞー!

dscn7901.jpgポルトガル時代からの教会 dscn7902.jpg海沿いに出た。水はきれい。 dscn7903.jpg残念ながら最貧国だからか、このような近代的なビルは稀。 dscn7904.jpgたくさん車は走っているけど、なんと首都のこの街で一切信号を見なかった。 dscn7907.jpgカラフルな良い感じの邸宅。 dscn7909.jpg横にあるサボテンといい、良い味出してる! dscn7911.jpgレトロな看板 dscn7914.jpgこういうの大好き!! dscn7917.jpg海風の影響か木がカクカクしてる dscn7921.jpg偉人たちが並ぶ dscn7922.jpgポルトガル時代の砦か? dscn7925.jpg国旗をあしらった公園だが人気がない・・・ dscn7926.jpgレトロなポスト

サントメプリンシペで何をしようか

 そもそも3日のはずが5日の滞在になったので残りの日は何をするか考えて一番やりたかったのはこの山の登山!

友人のフェイスブック投稿で初めて知ったのだが、サントメ山と呼ばれる国内最高峰。標高2024メートル。見ての通り、山の高さなんてどうでもよい。外観からしてとー--っても興味あり。断崖雪壁のようだが歩いて登れるとの情報。しかし!日帰りでは無理ということで断念。皆さんも気になりますよね、この山!!アフリカ旅行の予約前に知っていれば日にちに余裕を持たせて登りたかった!蛇にとっては天敵がいないから?かすんごくたくさんいるらしいので登る方は気を付けてください。


 登山は諦め、あとはサントメ島の南方にある離島に赤道が通っていることを知る。記念碑もあるようなのでここに行くことにした。宿で聞いてみると公共の交通機関はないようでHotel Pestanaというホテルが主催するツアーに参加しろとのこと。もしくはタクシーでHotel praia inhameまで行くと貸し切り10ユーロで行けるとの情報。タクシーは往復60ユーロくらいかかる。

Hotel Pestana

 とりあえずホテルが主催するツアーがいくらなのかもわからなかったので直接行くことに。赤道のある島を含めていくつかPestanaホテルはあるが、一番近いHotel Miramar by pestanaで申し込みができるということでそちらに。 受付に置いてあったツアーは赤道の島に行くものではなかったが、赤道の通る島に行きたいと伝えると他の紙を見せてくれた。これらを見ても観光客がポルトガル語しか話せないポルトガル人のご用達なのがわかる。
 

 サントメの市内からの往復とビュッフェが含まれているAを選択。Bだと自力で船乗り場まで行かないといけない。日帰りで行くとなると午前10時の船しかないので乗り遅れたらたまったものでもないし、Aが良いかと。ここのホテルの従業員は宿泊している宿ほどの英語力はなぜかないのだが、とても親切。宿だけではなくてサントメ全体がすんごい親切なことが後々わかる。

ロラス島へ

たくさん乗っているように見えるが島で働く従業員たちも一緒に乗せてるので実質の観光客は自分入れて8名。


ショートカット

階段を使うとかなりのショートカットが可能!街中にいればほぼどこからもこの会談は確認できるが、使っている人は見なかった(笑)みんな車使うよね~。

階段を登りきると車道が見える。どれだけ遠回りになるのかがわかる。そして道幅が狭く歩道がないので危ない。


地図を見てもだいぶ遠回りなのがわかる。

階段でショートカットするとかなり距離は短くなる。体力次第。

階段の上から宿までは2キロの距離だが、登り坂が続くのと木がないので直射日光で体力をかなりもっていかれる。

宿までの道にあった笑顔にさせてくれる顔たち


後ろを振り返ると大海原!影がないので暑いけど、海風のおかげで体感温度はそこまで!


4日目

宿近くの観光地へ

同じ宿のピエールは帰国。確定申告の仕事をしてから、砦とプランテーションハウスへ。一気にいろいろやるとすることなくなるので、少しずつ。


_nowprinting_shift.jpgHigh knoll砦 _nowprinting_shift.jpg砦の入り口 _nowprinting_shift.jpg案の定、誰もいない。島内を歩いていても街中以外はほとんど人はおらず。 dsc00147_g.jpg砦からの大海原もいいね~ dsc00144_r.jpg dsc00152_r.jpg良さげな建物発見!

プランテーションハウス

プランテーションハウスに来てみたが、門が閉まっていて入れず!外から撮影のみ。


豪華なディナー

今夜は宿でディナー!大きな海老と副菜、ビールつけて20ポンドはコスパ良い!


5日目

シュノーケリングへ



前日にシュノーケリングの予約を入れていたので、宿の車で港へ。約束の10時にダイビングショップ前に行くが誰もいないし閉まっている。待っていると人が来てこっちだと。船着き場からタグボートでシュノーケリング用の船へ。ドイツ人のおばちゃんたち6人組とイギリス人の同年代?と。

_nowprinting_shift.jpg _nowprinting_shift.jpgまずは緊急用の説明、そして魚たちの説明。くじらは人を追いかけて来るけど大丈夫って。 _nowprinting_shift.jpg早速、くじらが現れた。いけー--っと! 20190312_190312_0001_r.jpg

Gopro
このために?最近買ったGoProのスイッチを入れるがうんともすんとも言わない。。。仕方ないのでカメラなしに飛び込む―!水飲む―!!くじらすっごい近い!追いかけられると大丈夫と言われていても焦る(笑)しばらくして船に乗り、また他の場所へ。たくさんいるものですぐに見つけてまた一緒に泳ぐ。サメもいたようだが、自分が泳いでいる最中でわからずじまいだった。1時間半くらいで終了。疲れてはいたが前日も登った階段にチャレンジ。今日のほうがタイム良くて15分。ひさしぶりの水遊び、疲れた。

6日目

22キロも歩くことに

トレッキングへGO!と言っても調べた感じ、ほとんどが車道なので楽だと思っていた。これが意外にもかなり過酷な1日となる・・・


Heart Shaped Waterfall

宿の近くにあり行ってみるがなにも無し。乾季だからか?あきらめて次に進む。

なかなか他では見られないカラフルな鳥


予習をしていなかったのだが、トレッキングロードに突入。ただ、影があるので助かる。


こんな森の中を進むことになる。どんな動物が出るか事前情報なし。


森を抜けると牧場ー!!みんなこっちを見ている。肉は輸入品と聞いていたが牛肉は島のものがあることが判明。


ちょー、見てる!


けっこう標高高いところまでやってきた。


山の中に入ってきてから人には会わなかったが、お墓の花を見ると活き活きしているので人の往来はあるみたいだ。


目的地のナポレオンの墓までもう少し!


着いたぞー!しかし、ここすら誰もいない。


入口から少し歩いてひっそりとお墓が。


お墓なんだけどここはある意味、絶景。


現在地はここ。これからナポレオンが住んでいたロングウッドハウスへ。

3キロほど歩いて到着!!しかーし!なんとも13時閉館!ギリギリで入れず~!!!


家の周りは花だらけ!見晴らしも良いし、流刑とされていただけど贅沢暮らし!


このあたりからだいぶ疲労がたまってきた。写真のように雲無しの快晴!そしてロングウッドの街で水を補給しなかったのが仇となる・・・。街中までまだだいぶ距離はあるが、バスもタクシーも皆無!


街の方向を見るが海岸まではけっこうありそう。下り坂なので大丈夫と判断し進んではみたが・・・


予想外だったのはずっとアスファルトなのだが、日光を遮るものがないのと地面からの熱さの照り返し。水が本格的に枯渇してきた。


途中には何もないし、車すら通らない・・・。


遠目から見て街だ~!!って思ったら違った・・・。お店は無し。海岸沿いからの抜け道はなく、また登り坂。


下の道はさっき通ったのでどれだけ上がってきたかわかるかと思う。このあたりで水はもう一口分くらい。

もう脚はガタガタだし、水もないままこの灼熱を歩くのは無理と判断して、たまたま通りかかった車に乗せてもらおうとヒッチハイクを試みるが失敗!


やっと街の上まで来た。最後の下り坂はヘロヘロ。スーパーで水を購入、そして宿までは無理と判断して観光案内所で宿に電話してもらって車で迎えに来てもらった。


こちら当日のデータ。なんと22キロも歩いていた!!いつもの階段を登ればあと2キロでゴールの宿だったが限界!タクシー探すがどこにもいないので観光案内所へ。呼んでくれるということであったが捕まらなかったので宿に電話して来てもらった。


7日目

前日の疲れを癒す

昨日の疲労がどっと出てしまったのと、日焼けが痛すぎて日差しを浴びるのも苦労。めぼしい観光地は行ってしまったしアフリカ本土に備えてゆっくりと過ごす。

8日目

セントヘレナとお別れ

11時半くらいに宿を出発。空港に行く前、方向と反対側の絶景ポイントに連れて行ってくれた。空港にある唯一の売店が彼の店だったのもあってか?ビールを2本おごってくれた。行きはガラガラだったが帰りはほぼ満員で離陸。

セントヘレナのご紹介終わり。


観光案内

島内のバス情報


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《執筆》
丸山ゴンザレスさん監修のインド最強ナビ!私アマゾニアンも執筆させていただきました!サイババに会ったときの話しがメインです。インドに行かれる方!興味ある方はぜひ!



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