《超初心者視点》はじめての自転車旅(ロードバイク、サイクリング、長距離、持ち物、トラブル回避など)


 このような自転車旅のまとめのページはベテランの方々のものが多く、非常に参考になりました。ただ、無謀にも北海道一周を初回で実行してみると初心者からの視点はまた異なることがわかったのでベテランの方々のページはもちろん、併せて超初心者視点のこちらのページも参考にしていただければと思います。

 ユーラシア大陸、アメリカ大陸を自転車で横断した私の師匠ダイスケさんがからいろいろ教えてもらいました。

ダイスケさん
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目次
自転車の購入
自転車旅の心得
自転車の持ち物

自転車の購入 

 もちろんちんぷんかんぷんでした。価格もピンキリですが、ダイスケさんがロシアで会った日本人夫婦はジャイアントの5万円くらいのもので横断していたとのこと。北海道は行くこと決めましたが、そのあと続くかもわからない状況だったのであまり奮発もできません。そこでコロナの給付金が出たのでそれ+アルファで購入することに!

選ぶ際のポイント
長距離を走るならランドナーとかツーリング車と言われるものが良く、荷台をつけやすい、積載量に対応、パーツが丈夫(耐久性)。

・ドロップハンドル
 横にまっすぐではなく、競輪選手が使っているようなタイプで、持ち位置を変えることによって姿勢も変わるので腰や背中が疲れてきた際にGOOD!もちろん同じ姿勢でずっと走っていると疲れます。

・タイヤ
 ほぼアスファルトだろうし、競輪用のみたいな細いタイヤが良いかなと思ったこともありましたが、ツーリング用の自転車は35㎜以上のタイヤ幅で、要は速さというよりは荷物などにも耐えられるように。雨の日のことも考えると太めが良いかと思う。ただ、あまりに太いとスピードに乗りにくいので適度な太さ。

・タボ穴
 荷台や泥除けをつけるために空いている穴で両輪に泥除け、後部に荷台をつけてもらいました。ただ、実際に北海道を走ってみると後輪の負担がかなり大きいことがわかったので、後日前輪にも荷台を付けました。実際にパンクも破損も後輪のみ。私の体重もほぼ後輪なので、次回からは前輪に荷物を載せてバランスよく走ります。

・ギア
 個人的にはあまり注視していませんでした。それなりにあればという考えです。北海道で知りましたが、ギアの部分が大きいと急坂なども比較的楽とのこと。私の自転車は大きいらしく、坂道楽だったでしょう?と自転車屋さんに言われました。大きいことに越したことないと思います。

・重さ
 軽いに越したことはありません。それだけタイヤへの負担なども軽減されますし、重いとそれだけ体力も消耗されます。ただ、耐久性と紙一重なところもあるので店員さんに詳しく聞いたほうが良いでしょう。私の自転車は9.3キロと軽いほうらしいです。

軽々!(笑)


 まとめるとたくさんあるツーリング車と言われるものの中でもグラベルロードというカテゴリーが当てはまったのでダイスケさんがおススメのお店へ。

・新宿店には500台の在庫が!入間にも相当な数の自転車がありました。
 →ただ、グラベルロードに限ると20台くらいにまで狭まり、サイズもあるので展示車となると品選びは苦労しませんでした。お店に行くまで、納車に2週間かかるとは知らなかったのですが、旅立ちまで2週間ちょっと!結果、時間がなく展示車以外は厳しいのでその場で選ぶことになりました。気にしたのは予算、分解しやすいか。分解しやすいしにくいがあるとも知らなかったので知ったうえで選べたのは良かった。それを知らずに最終候補まで「分解しにくい」自転車が残っていた。こちらのお店はそれぞれの自転車の適正が表示されているのでわかりやすいです。
Y's Road

 結果、購入したのはこちらの自転車。色もアマゾニアンっぽく気に入ったのでOK!ペダルは別売りだったが、実際に回してみると違いがわかるので値段とともに比べてみよう。
FUJI JARI 1.3

自転車旅の心得

《安全対策》
 これが一番大切!無理はしないこと。私は自転車を購入してから受け取れるまで2週間かかるとは知らなかったので、出発ぎりぎりとなってしまい練習できず。そのため茨城の大洗港までも本番ではあるが、時間と距離に余裕を持って「練習」とした。10キロくらいから少しずつが良いらしい。距離だけでなく獲得標高(自分がどれだけ登るか)も意識しよう。車の運転をする方は、車の運転手の立場として自転車で通行している人たちの動きを注視しておくのもGOOD!

 旅程も余裕を持ちましょう。ダイスケさんのおススメは1日70~80キロで週1日は自転車に乗らない日を作るべしとのこと。毎日乗ると注意力散漫になって事故の元になる。

《トラブル対策》
 自転車旅なのでパンクなどはよくある。新車だしアスファルトだしと思い、重要視していなかった私がいけないのだが、きちんと動画などでパンク修理の仕方を確認しておこう。日本国内だしパンクしたらその場で動画再生と思ったがけっこうアンテナ無い場所もある。私はチューブを取り出すためのヘラがなかったので結果、初めてのパンクの際は修理できず!運良く釧路市内でパンクしたので1時間ほどの歩きで自転車屋へ。そこでパンクの修理の仕方を目で見て学べたのは大きかった。

 実際に走っているとけっこういろいろな物が落ちている。車道から弾かれたものが自転車走るところにあることが多い。北海道の自転車屋さんの話しでは、よくいる道路清掃の車の金属製のほうきの破片!よくタイヤに刺さるらしく、実際に刺さっていた。他にも事故車の破片なども。私の1回目のパンクは雨の日の水たまりの中にあった段差だった。大丈夫であろうと過信せずにゆっくり走るか迂回しよう。声が出るほどの段差であった・・・。

 自転車に対する知識も大事。例えば、私の自走不能に陥った大きな理由はスポーク(車輪の鉄の棒)が段差の衝撃でひとつ外れた。たくさんスポークはあるので、ひとつくらいなら大丈夫であろうと過信していたのがOUT!!そのあと、カチン!という音とともに少しずつ外れていき、終いにはタイヤが歪んでフレームにあたり走れなくなった。ひとつのスポークにつき500キロくらいの負荷がかかっているとのことなのでひとつでも外れたら直すか自転車屋へ。あとは油をつける箇所や自転車を分解して輪行する方は予め練習しておいたほうが良い。私は前輪が固く締め付けられすぎていて外せず!JR北海道のラッシュでない田舎路線だったので輪行バッグからはみ出していてもOKだったが、厳しいところは厳しいはずなのできちんと分解して組み立てられるところまでは予め経験すべし。

 自分の自転車の部品も調べておいたほうがよい。自転車の本体を含めてすべてが同じメーカーではなかった。たぶん、通常の自転車は同じメーカーのもので占められているような気はするが、ロードバイクはいろいろなメーカーの部品を組み合わせて成り立っていることが多いとのこと。日本製ならすぐに手に入るが、私が壊したアメリカ製のギアの部品は調達するのに1週間かかったので自転車を復活させるのに1週間かかった。その際にふたつ調達して次回の自転車旅の際には予備として持参する。

持ち物

自分なりの解説もしつつ、ご紹介!

《ライト》
 どの自転車にも付属していないので店舗で勧められるが、店舗で買うと高いのと性能が視覚でわかりづらいのでネットショップで購入。点滅機能があったほうが車に把握してもらいやすいはず。


《リアライト》
→車に存在を知らせる意味でかなり重要!こちらも点滅できるもので。夜は走らなかったが、トンネルなどでも重宝!


《かぎ》
 けっこう盗難は多いらしいので2つ購入。まずはサドルにも付けられるもの。もうひとつは手持ちできる丈夫なもの。手持ちのほうは長めの100㎝。自転車の車輪と本体を括るのではなく、地面から離れない柵などに付ける(アースロックと言われて地面と分けられないものにロックする)ので長さはあったほうが絶対に良い。重い荷物をつけながらそのように付けられるところとなると限られるので短いと付けられない。



《サドル用かぎ》
 よく一般的な自転車にも付いているがサドルもなくなったら走れません。


《サンダル》
 自転車旅に限らず愛用しているのだが、このタイプがおススメ!
 ・蒸れにくい
 ・靴とサンダルなど履物を2つ以上持たなくても良い
 ・滑り止めがしっかりしている


《ズボン》
 汗もかきますし、動きやすい登山用のものなどがおススメ!暑くても1枚はチャックで長ズボンと半ズボンを選べるコンバーチブルタイプを!荷物の削減にもなる。


《上着》
 私は基本的にTシャツで走っていましたが、日焼けなども考慮に入れて考えたほうが良いでしょう。自転車用のものは高価なので、登山用などが無難な気がします。こちらも蛍光色など目立つ色が良いかと!


《ヘルメット》
 安全のためにも必ず着用しましょう。私はネットで購入してしまったが、きちんと試着したほうが良い。ネットでも問題はなかった。


《手袋》
 私はなかったが周りのサイクリストたちがよく怪我をしているので、着地のことなどを考えても手袋はほしい!雨の日は滑らないし、手の負担も減るとのこと。地図はよく確認するはずなのでスマホ対応はGOOD!


《お尻痛み止めパンツ》(私は色あいからモンキーパンツと呼んでいる)
 初心者は必ずお尻が痛くなるので必須アイテム!汗だくになるので少なくとも2枚は用意しておきたい。


《スマホケース》
 いろいろあるが、雨天のことを考えればこのタイプがベスト!ケースの中にモバイルバッテリーが入るのでバッテリーの残量も気にならず。


《パンク修理セット》
 簡単なもので安いのでどうなるか?と心配はしていたが、パンク修理もチューブ交換もこれさえあればできた。


《タイヤチューブ》
 自分のタイヤに合ったチューブを最低ひとつ、私はふたつ持参していた。初心者過ぎて始めはわからず、自転車屋さんで見るような空気漏れの箇所に修理用のシールを貼って直すという感覚しかなかったが、新しいチューブをとりあえず丸ごと交換のほうが早い!ベテランの人はもっと早いであろうが、超初心者の私で20分くらい。空気漏れの箇所を見つけるためのバケツや水のことを考えると、パンクしたチューブはホテルに持って行って作業を。ちなみにプロのダイスケさんが言うにはチューブではなくタイヤ自体は通常数千キロは持つとのこと。持参するとしたら、フラフープみたいに持たないといけないのでタイヤが破損した際は自転車屋さんへ行くしかないかと思います。

《ウインドブレーカー》
 市販の雨がっぱも売っているが、スポーツ用のほうが動きやすさ、乾きやすさなどからベター!足元にゴムが入っているものでないとチェーンと触れるのでそこも重要!もし、ゴムが入っていない場合は100円ショップなどで売っている手芸用のゴムなどで代替えできる。雨の日は車の運転手の立場だと視界が悪いので、目立つ色が良い。黒などの濃い色や自然に紛れてしまう濃い緑や茶色などは避けたほうが無難。個人的には蛍光色をおススメ!あと場所によっては寒さ対策にも使える!

《バッグ》
 バックパックは体力を消耗するのでできれば自転車に付けられるものがベター!しかも背負うので汗をかいたときに蒸れます!ただ、私はノートパソコンやドローンなどを持参していたので精密機械類はバックパックへ。バックパックがなかったら楽なはずです。

 自転車に付けるバッグのおススメはオルトリーブ!値は張りますが、それだけ丈夫で完全防水!横に付けるものと後部の荷台に置くもの3つ体制です。私は地味な色を買ってしまいましたが、特に後部は車に早くわかってもらう意味でも明るい色が良いかと!



《輪行バッグ》
 公共交通機関に自転車を持ち込む際に必要。布製のバッグを持っていくのも良いですが、自転車屋さんなどでダンボールをもらって送るのも手。布製より安心!ただ、途中で自走不能に陥り電車に乗ったので私的には活躍しました。

バッグだけではなく、重要箇所のカバー付きのものを購入。


《輪行用金具》
 大事な自転車のフレームを曲げないためにも!曲がったら一大事なので念のために。


《チェーン洗浄スプレー》

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《油》
 こちらの商品はダイスケさんもおススメ!


《ネット》
 これは無かったら厳しかったのでおススメ!後ろの荷台にあるバッグを固定してバランスを取るだけではなく、いろいろと荷物を挟めます。ボトルを自転車のフレームに付けるものもありますが、ネットに挟んでおけば不要。洗濯物が乾かなかったときは服をネットの下に!北海道は熊が出やすいので、防御アイテム(スプレー、三脚、ペットボトルの水)などもすぐに取り出しやすい!


実例

※ビールは前日の余りで、これより前にカバンの中で破裂してビールまみれになったため、ネットに挟んでいます。

《携帯扇風機》
→思ったより涼しくて使わず
《水筒》
→自動販売機などが無い区間用にと思ったが涼しかったのもあり、こちらも使わず
《サングラス》
→サイクリングしている人たちがよくかけているので購入したが使わず

撮影機材

自転車旅を思い出に残すためにもGoproおススメです!様々なシーンで使っていますが、自転車旅が一番持っていて良かった!と実感。

《Gopro》
 撮影の幅がかなり拡がる!走りながら声で操作できるのも良い。遠いものにはめっぽう弱いので大自然などを撮影するための他のカメラも持っていくべし。


《Goproアクセサリー類》
 純正ではないがこれで充分かと思う。自転車旅だけではないシーンでも使えるので一式持っておくことをおススメ!ハンドルにつけられるものが重宝した。胸元につけるものはロードバイクの姿勢だと厳しい!


《Gopro用アームマウント》
 こちらもアクセサリーだが上記のセットのものだと長時間だと手首への負担が大きいので、別途購入。サドルにつけていたものを自転車修理中に壊してしまって、途中からこちらに代えたが景色などを流れですぐに撮れるのが良い。


《Gopro予備バッテリー》
 撮影する量にもちろん寄るが、私は3個と元々カメラについていた1個の合わせて4個がないと足りなかった。

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《USBタップ》
 撮影機材が多いと必須です!特にゲストハウスの場合はコンセントの数が限られるので多くなくてもあるに越したことありません。


Updated 2020-9-02

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・九州北部(福岡、佐賀、長崎)
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《執筆》
丸山ゴンザレスさん監修のインド最強ナビ!私アマゾニアンも執筆させていただきました!サイババに会ったときの話しがメインです。インドに行かれる方!興味ある方はぜひ!



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