GO!GO!小笠原諸島!父島と母島の魅力と観光まとめ(準備、フェリー)
小笠原諸島に渡航歴51回目の友人などから聞いた話、私自身が経験したことなどを予約から実際に現地まで時系列でまとめる。
- 事前準備
シーズン
私は6月下旬に合わせた。なぜならば小笠原と言えば夏がメインであろうし、6月中旬までは梅雨、7月に入ると学生の旅行シーズンで混雑するためである。実際にほどよい混雑で、船に乗っていたときの印象だと若い人たちではなくシルバーの人たちが多かった。この時期はクジラはいないのでクジラを見たければ春のほうが良い。
小笠原村観光局のサイトでお目当ての海の生物、フルーツなどのシーズンを確認できる。
宿泊施設
宿は限られるので特にハイシーズンは船より先に宿の予約をすべし!ハイシーズンでなくても良い宿からうまっていくので行く日を決めたらすぐに予約しよう。よくあるホテル予約サイトと提携している宿は少ないので、宿を選ぶ際は小笠原村のHPにて。宿泊施設の予約状況だけではなくアクティビティの予約状況も確認できる。
私が選んだのはシャンティ―バンガロー。
booking.com
街からは遠いが、その分広々しててすてき空間!でも、アクティビティが充実しすぎててあまり宿にいることなかった(笑)港への送迎はしてくれる。ハイシーズンのみなのかはわからないが、毎朝街中までの送迎は宿から声がかかったので率先してしてくれている様子。
フェリー
小笠原諸島へ行くには空港が無いので船のみだ。以前は共勝丸という貨物船にも9名までなら乗れたが現在は貨物のみ。定期的に運行しているおがさわら丸もしくはクルーズ船にて行くことになる。基本的にはおがさわら丸で行くことになるはずだ。
小笠原海運HP
上記のHPにも載っているが出航日の2か月前から販売開始。大型連休(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始)のみはイレギュラーになるので注意!ちなみに大型連休に行かれる方は競争率が激しいので、発売開始日に直接、チケット売り場で購入したほうが良い。電話やネット販売は期待できない。遠方で出向くのが難しい場合は旅行会社を使ったほうが無難。
ちなみに私は6月下旬で行ったが2か月前の発売日にはほぼ売れ切れてしまい2等和室以外は残っていなかった。ただ、旅行会社から席の返納がある?からかある時期に空席が増えたので発売日に買えなかったとしても諦めずに。返納はあると言っても大型連休はあまり期待できないはずだ。
- 乗船前日
9時半に乗船券の引換が始まり11時に出航ということで私の家からだと間違いなく大きな荷物を持ってのラッシュにぶつかるので出航する竹芝桟橋から近い浜松町にて前泊。選んだのは前から気になっていた変なホテル!!
変なホテル 浜松町(楽天トラベル)
変!!(笑)
今は変だが、10年後くらいはこんな感じのホテルが主流になっているかもしれない。珍しかったのは冷蔵庫みたいなところに服をいれておくと無菌やらなんやらきれいにしてくれる機械。自分が入ればきれいになったかも(笑)
あとは買い出し!ビールの値段は船内も小笠原も変わらずなのだが、他のお酒が高いのとスーパーには種類があまりないとのことでサワー類、いいちこを浜松町にて購入。
- 出発当日
9時すぎに竹芝桟橋へ。すでに10名くらい並んでいたが私たちは待ち合わせがあるので9時半に並ぶ。その頃にはけっこう長い列に。
乗船開始、6デッキ、7デッキなどの上の等級の乗客が優先。前情報で7デッキの展望ラウンジHahajimaの番号札を取ったほうが良いとのことで、乗船してすぐに荷物は入口で友人に見ておいてもらい、真っ先に7階へあがって番号札をGET!
ラウンジの入口付近に写真のようにかかっている。めでたく1,2,3番を確保!
そのあと、入口に戻って自分の荷物を置きに。往路は2等寝台、最安の2等和室より3000円ほど高いがこのようにカーテン付きの半個室なのでこちらのほうがお勧め。
照明やコンセントあり。
ラウンジがオープンするのは出航から1時間後の12時なので船内散歩。
出航!
12時前にラウンジへ。先ほどGETした番号が1番から順番に呼ばれる。そう!1番を獲得したのでラウンジ内で席は選び放題!1番良い?と思われるこの席を!
ここから日の入りの19時前まで飲んだくれ時々、船内散歩。ここにビニールシート貼って宴会してた人たちもいたな。
- 2日目
船の中の朝飯。和食か洋食を選べる。他にもアラカルトで納豆などを個別に売っている。
24時間後の翌日11時に父島到着。ここで母島へのフェリーに乗り継ぎ。こちらは予約できないので当日購入。
母島へのチケット売り場の手前でお弁当が売っているのだが、おいしかったのでおススメ!そして船には売店ないし、母島に到着後はどこのお店も閉まっていたのでここで買うべし。
2時間ほどで母島に到着。ここでもうひとりの参加者と合流。
母島の宿はこちら。
民宿ナンプ―(楽天トラベル)
母島は商店もあるが、閉まっていたし食堂はあまりないので夕食も朝食も宿でつけてもらったほうが無難。ここのナンプーという宿に併設のレストランはうわさも良いので予約の際につけてもらった。
着いて荷物を置いてすぐに登山!
ぐるっと1周したが反時計回りのほうが楽そう!宿に帰ってきてシャワーを浴びたらすぐにごはん!つけてもらって大正解のおいしさ!
この後、船の着く中心地に近い前浜へ。前日、ウミガメがいたとのことで行ってみた。いたー!!
本来、光はあててはいけないのだがちょうどお尻をこちらに向けていたのもあり、島のガイドさんがあててくれた。
お酒を飲みながら8時くらいから12時まで観察していたがあいにく産卵までは見れず。でも、間近で穴を一生懸命掘っているところを見れて感動。
- 3日目
朝8時に迎えが来てダイビング。2006年にエジプトのダハブでやって以来で不安だったので、重要なことを復習してもらって潜る。2000本近くダイビングをしている友人が母島は非常にお勧めだと!その理由もあり50回以上の小笠原訪問。
ひさしぶりの海の中、楽しかった!昼飯を食べて父島行きの船に乗る。
宿の迎えに来てもらい、スーパーで買い物。島のガソリン代。
夜は宿でバーベキュー!
- 4日目
この日は朝から景勝地である南島とイルカと泳ぐドルフィンスイム。前日に電話で申し込んだが一つ目は満員、2つ目のこちらのツアー会社で行けた。
小笠原南島観光ピンクドルフィン公式HP
父島のいちばん人気の観光地!
ここから沖合に出てドルフィンスイム!!イルカはあちらから寄ってきてくれるし、思った以上に近くてびっくり!
大満足!!
何度もドルフィンスイムをしている友人と泳いだが、こんなに良いイルカのサービスは初めてとのこと!
そのあとは海中公園でランチを取りつつシュノーケリング。
この会社の船長さんはハワイから移住したアメリカ人の子孫。父島で生まれ育ち、老舗であろう。イルカを見つけると何隻もの船が近くに寄るのだが、優先権?(笑)一緒に行った友人とも話していたがうちの船がなんかいつもイルカに近いような。。。あるかないか定かではないが、島の小さなコミュニティの中ではそういうのありそう。ってことでお勧め(笑)スタッフの女性もとても好感持てました。
村営バスで宿へ。路線上なら停留所でなくてもどこでも降ろしてくれるみたい。
夜は街中に出て島の料理を堪能しながらのお酒!
お店はこちら!
飲んだ後に宿まで送り届けてくれるサービスもあり!
- 5日目
15時に船が出航なのでそれまでに合わせて行動。レンタカーはほぼ出払ってしまっていたが唯一高額だがハイエースのみ残っていたのでそれをレンタル。ちなみに前日に電話して確保。アクティビティーも前日だった。結果的に参加できたし借りれたので円満だったが、大型連休のときは到着前に予約したほうが良い。うちらは天気次第で決めようか的なノリだったので前日になってしまったが6月下旬でも週間天気予報が出たくらいには予約したほうが良さそう。
レンタカーを借りてウェザーステーションへ。ここからの景色は絶景!
春に来ればここから大海原を見ていればくじらを観察できるらしい。
次は小笠原海洋センターと水産センターへ。ここでは間近にウミガメなどの海の生物を観察できる。
船の出航日の街中は大変混雑するので食堂はオープン5分前などに待っておいたほうが良いし、JAのパッションフルーツなどはすべて売り切れるので午前中には購入したほうが良い。
メカジキのカツ丼をチョイス。
最後に境浦海岸で沈没船の周りをシュノーケリング。
レンタカーを返してから港へ。ターミナルは大混雑。名物のお見送りを観るために部屋へ行く前に甲板へ。ベストは6階のデッキ、前方だ。友人のこうたろうくんも見送ってくれる。
帰りはいろいろあって行きとあまり変わらない金額で特一等室。飲みの会場にもなって良いな。
大満足、そして充実しまくりの小笠原でした!ちなみに小笠原のおみやげはパッションフルーツ、塩、メカジキカレー、オガスコ。
Updated 2020-03-28